人生とは何なのかを考えさせてくれる青春小説【砂漠 伊坂幸太郎】

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小説

こんにちは

ゆうへいです。

今回は、「砂漠」という小説を感想を交えて紹介したいと思います。

この小説は、伊坂幸太郎さんによって書かれた小説で、
入学した大学で出会った5人の男女の物語です。
大学時代に経験する出来事、事件が互いの絆を深め、それぞれを成長させていきます。

それでは、感想を交えて紹介していきます!

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3つのオススメポイント

それでは、伊坂幸太郎作「砂漠」のオススメポイントを3つ紹介します!
・共感ポイントの多い登場人物たち
・社会とは、働くとは何なのか、将来を考えさせられる
・それぞれの季節での出来事にピックアップした読みやすさ
です

共感ポイントの多い登場人物たち

この小説「砂漠」での登場人物たちは、それぞれが個性を持っています。

主人公である北村は、冷静的な目で周りを見てしまう鳥瞰型の人間で、周りの人からは冷たいなといわれるほど。一般的な大学生を演じてくれています。

そんな北村の周囲には4人の男女が集まります。
大学では、女と遊ぶと意気込む「鳥井」、世界平和のために麻雀で平和を上がろうとする「西嶋」、美人だが愛想のない「東堂」、超能力を使えるうつむきがちな「南」

こんな四人と関わりを続ける中で、それぞれがそれぞれの考えをもとに行動をするのを見て、北村も成長していきます。

それぞれの考え方に違いはあるものの、一生懸命行動している彼らを見ているといいなあと共感できるポイントがあなたにもきっと見つかると思います!!

社会とは、働くとは何なのか、将来を考えさせられる

主人公やその友達は大学生であり、将来のことをいやおうなしに考えさせられます。
一体自分に何ができるのか、社会とは一体何なのか、誰しもが通る疑問のしっかりと考え、それぞれが答えを出しながら成長していきます。

「砂漠に雪を降らせることができるのか」

この表現がこの小説の様々な場面で登場し、自分がどうすればよいのかを考えています。

作中で、北村は、
生きていくことは、計算やチェックポイントではなく、悶えて「わかんねえよ、どうなってんだよ」と髪の毛をくしゃくしゃしながら、進んでいくことかもしれない
と語っています

自分もこの考え方には、ハッとさせられました。
会社でうまくいっていないのは、自分だけじゃない、それでも頑張るしかないのだなと感じさせてくれました。

それぞれの季節での出来事にピックアップした読みやすさ

この小説は、大学生活を春夏秋冬で章分けされています。
それぞれの季節でのイベントをもとに話が構成されているので、とても読みやすかったです。

また、一章分の文量も各章100ページから150ページとサクサク物語が進んでいくのも魅力的です。一章内で起承転結が成り立っているからこその読みやすさかと!

あんまり小説を読んだことない方でも、きっと読みやすいと思います!

まとめ

今回は、伊坂幸太郎作「砂漠」を紹介させていただきました。

大学生の北村を中心に友人4人を含めた5人に起こる出来事や事件をもとに彼らの成長を題材にした青春小説です。

オススメポイントとしては
・共感ポイントの多い登場人物たち
・社会とは、働くとは何なのか、将来を考えさせられる
・それぞれの季節での出来事にピックアップした読みやすさ
を上げました。

大学を卒業して社会で働いているあなたには、懐かしさを、そして自分も頑張ろうと思える気持ちを与えてくれる物語
高校生以下の方には、こんな出来事が待っているのかなと楽しみになってくるような物語
になっていることだと思います!

気になる方はぜひ読んでみてください!!

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
良ければコメントお待ちしております!!

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