伊坂幸太郎が放つ恋愛小説、その出会いはつながっている【伊坂幸太郎 アイネクライネナハトムジーク】

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小説

こんにちは

ゆうへいです。

今回は、ミステリー作家として知られる作家伊坂幸太郎が放つ恋愛小説「アイネクライネナハトムジーク」についてご紹介します。

この小説は、恋愛・出会いを題材にした短編集となっています。

登場人物としては、運命的な出会いを心待ちにするサラリーマン、妻に出ていかれてしまったサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOLなど様々です。

人生はいつも楽しいことだけではない、でも、ふとした場所でつながるかもしれないと、きっと明日がたのしくなると思わせてくれる短編集です。

それでは、「アイネクライネナハトムジーク」について紹介していきます!

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3つのよかったポイント

この小説を読んで、良かったポイントを3つ紹介します!
・自分にも起きそうなリアル感
・短編同士のつながり
・ダントツの読みやすさ

自分にも起きそうなリアル感

この作品の特徴として感じたのが、「リアル感」です。

今回の作品では、伊坂作品の特徴の一つともいえる「強盗」「泥棒」「超能力者」などが出てきません。

出てくるのは、サラリーマン、OL、高校生といった普通の人物たちなのです。

だからこそ、読んでいて

「こんなことありそう」

と思える場面が多数あります!

僕自身も何回も思いました。

さらに登場人物に近いからこそ、クスっと笑えたり、共感できる部分も多かったです!

短編同士のつながり

この小説は短編集となっていますが、さすが伊坂幸太郎さんです。

すべての短編に登場する人物がほかの短編集の中でもどしどし登場してきます。

物語を読んでいて、

「さっきのあの登場人物のその後はどうなったのかな」

と思うことがあると思います。

この小説では、前の物語の登場人物とつながりが濃く、そんな気持ちを払拭してくれます!

ダントツの読みやすさ

この作品は、伊坂作品の中でも、とても読みやすかった印象を受けました。

上で紹介したように、登場人物が近いため、面白い
短編同士のつながりで頭に入ってきやすい
というポイントもあると思います

もう一つの読みやすさを上げてくれているポイントとしては、一遍のページ数が絶妙だと思います。

一遍が約50ページほどで構成されており、その中で、きちんと伏線回収などもされているため、爽快に読み進めることができます!

まとめ

今回は伊坂幸太郎さんの恋愛小説「アイネクライネナハトムジーク」について感想を交えて紹介させていただきました!

・自分にも起きそうなリアル感
・短編同士のつながり
・ダントツの読みやすさ

以上のようなポイントからとてもオススメできる作品となっています。

伊坂作品にありがちな他作品からの登場人物は僕には発見できなかったので、伊坂作品を初めて読む方でも十分に楽しめると思います!!

また、この作品は、今年亡くなってしまった「三浦春馬」さんが主演として、映画化もされています!

もしご興味がある方はそちらも確認してみてください!

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
良ければコメントお待ちしております。

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