こんにちは
ゆうへいです。
あの素敵な?(笑)銀行強盗たちが帰ってきました!!
伊坂幸太郎、陽気なギャングシリーズ第2作「陽気なギャングの日常と襲撃」について感想を交えてオススメポイントを紹介します!!
第1作「陽気なギャングが地球を回す」についてはこちらです。
こんな人にオススメ
・第1作「陽気なギャングが地球を回す」を読んで面白かった方
・伏線回収を楽しみたい方
・スリルを感じたい方
・推理しながら読みたい方
3つのオススメポイント
「陽気なギャングの日常と襲撃」のオススメポイントは以下の3つです。
・ギャングたちの日常がわかる
・見事な伏線回収
・心に響く言葉
ギャングたちの日常がわかる
今作の「陽気なギャングの日常と襲撃」では、タイトルにもある通り、ギャングたちの日常が第1章で語られます。
成瀬は、仕事場の部下とのクレーム対応
響野は、記憶をなくした客との女探し
雪子は、仕事場の同僚の助け
久遠は、公園のベンチで出会った人との相談
それぞれ全く関係のない人々とのそれぞれの日常が語られます。
その中で、それぞれの性格をより感じることができました。
前作では、出てこなかった4人の日常はとても魅力的です!
見事な伏線回収
前作同様、今回も見事な伏線回収に圧倒させられます。
それぞれの日常が語られた第1章での出来事が続く第2章、第3章、第4章で次々と回収されていきます。
4人が別々の視点をもって動いていたにも関わらず、知らず知らずのうちにつながってくる爽快感は実際に読んでみればわかると思います!!
心に響く言葉
今作では、第1章の小タイトルで、ことわざのようなものが扱われています。
例えば、雪子が主役の章では、「卵を割らなければ、オムレツを作ることはできない」といった小タイトルがつけられています。
この意味としては、「なにかをするには自分が動かなければならない」といった意味を日常生活に当てはめてわかりやすいようにしています。
このように日常に当てはめた形で4人のポリシーが語られている点も今作の魅力です!
ほかの3人の言葉はぜひ読んでみてください!!
まとめ
今回は、伊坂幸太郎作陽気なギャングシリーズ第2弾「陽気なギャングたちの日常と襲撃」を紹介させていただきました!
オススメポイントとしては、
・ギャングたちの日常がわかる
・見事な伏線回収
・心に響く言葉
です。
このほかにも、前作同様、4人の掛け合いの面白さ、各章で紹介されている辞典風の言葉の紹介など面白ポイントはたくさんあります!!
ぜひ読んでみてください!
前作の感想はこちらです。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!
良ければコメントお待ちしております!
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